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自然素材の塗り壁材~ESTUCO WALL~

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

インテリアコーディネーター部の藤木です。

 

すっかり秋めいてきましたね🎑🎑🎑

陽が暮れるのもだいぶ早くなりました。

これから冬に向けてどんどん寒くなると、換気するのもつらくなってきますね。

コロナの影響で窓を開け放ち換気をしていましたが、せっかく温めた室内の気温を外気に逃がしてしまうのはちょっともったいない季節になってきました。

 

今日は自然素材の塗り壁材をご紹介したいと思います。

塗り壁材は素材によって風合いや効果が若干異なります。

よく耳にする【珪藻土】これは藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)を粉にしてペースト状にしたものです。

 

 

 

 

 

 

 

【漆喰】これは消石灰(空気中の二酸化炭素を吸収して石灰化します。)が主成分です。

運動会の時に白線を引いた経験があるかと思いますが、あれが消石灰です。

 

 

 

 

 

 

 

どちらも塗り壁材の代表選手みたいな素材です。調湿に関しては珪藻土の方が優れているといわれていますが、珪藻土は単体では固まる力を持っていません。なので固化材を混ぜてあげないと壁に定着しずらく、混入するものによってはカビを発生させてしまったりするようです。漆喰は強アルカリ性素材なので殺菌効果があり、ヨーロッパではカビを嫌うワイン貯蔵庫や病院などで使われていたりします。

【シラス】これは火砕流が岩石となる前に粉末となった物質であり、天然のセラミックといわれています。

 

 

 

 

 

 

 

あまり市場に出回っていないのでご存じない方も多いと思いますが、天然100%の素材のため扱いにくく、プロの左官職人でも施工するのが難しい素材といわれています。

その他ホタテの貝殻を粉にしたものや、天然の土を塗り壁材にしたりと様々な材料がありますが、

 

 

 

 

 

 

 

これらに砂やすさ(麻や藁)を混ぜ込んでテクスチャーを変えたり、漆喰と珪藻土を混ぜた素材を販売しているところもあるようです。

塗り方パターンで表情を変えたりすると選択の幅はかなり広がりますね。

いずれの素材も、消臭や調湿といった効果があります。また空気の層が出来るので断熱といった効果もあります。空気を浄化してくれる効果もありますので、寝室などに取り入れて頂ければ安眠といった効果もあるといわれています。

締め切りがちな冬にこそ、自然素材の持っている効果を感じて頂ける季節なのかもしれません。

人工で作り上げたものではない自然そのものの空気感は何とも言えない心地よさですよ🤗🤗🤗

古淵総合展示場では、スペインの漆喰~ESTUCO WALL エスタコウォール~を採用しています。

施工して10か月経ちますが、現在ゆっくりゆっくり時間をかけて硬化しています。

実物に触れてその素材感を感じてみてください。

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