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建物をめぐる冒険②

海老名展示場の柳川がお送りします。

今回の建物は「旧島崎藤村邸」です。

最晩年の2年、終の棲家となった建物は美しい日本家屋。

大正ガラスが美しい、縁側の建具は圧巻です。

広々とした縁側は一間幅。布団がひけそうなほどの広さ。

この縁側でゆったりと庭を眺めながら作品の構想を練っていたのかもしれませんね。

現代風にアレンジして縁側ができないものか、と自らの宿題としなければいけないですね。

 

木で組まれた「格天井」は美しい限りです。

今ではクロスを貼ったりして雰囲気を醸し出しますが

やはり、匠の技。

縁側に寝転がってこの天井を眺めるといい感じですね。

 

美しい建物は年月が経っても雰囲気があります。

性能だけでなく、デザインにもこだわった家作りをしなくてはならん!

と固く心に誓ったのでした。

 

旧島崎藤村邸  大磯町東小磯88-9

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