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オンリーワンの家づくり(階段をデザインする)
こんちには。注文住宅の設計を担当している富村と申します。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
このご時世、家の中で過ごすことが増えていることだと思います。
さて私は、業務上プランニング(間取り)を作成することが多いのですが、
家づくりを進める際、以下をどのように配置していくかで家の雰囲気が大きく変わってきます。
1)駐車場の位置(敷地の使い方)
2)玄関の位置(道路や駐車場とのつながり)
3)階段の位置(リビングや2階とのつながり)
今日は階段の位置やデザインによって変わる雰囲気についてお話したいと思います。
最近では、帰宅した家族と顔を合わせることができる
「リビング階段タイプ」の間取りが好まれる傾向にあります。
文字通り、リビングを通って各部屋まで行き来する階段の配置です。
家族の気配をより近くに感じることができます。
上下階のつなげ方にもよりますが、直線状の階段やU型の階段など様々なタイプがあります。
リビングに吹抜けを設けて、その中を上がっていく階段では直線状のスケルトン(シースルー)タイプの階段が空間を広く見せるのに効果的です。
インテリアの雰囲気に合わせて、色柄や手摺のデザインを選んでいくと、階段としての機能性だけでなく、
オブジェとして眺めて楽しむこともできますね。
吹抜けでなくとも、部分的にオープンな階段とすることで視覚的に広さを感じられるようになります。
広く見せる。デザインを楽しむ。。。
階段ひとつ工夫するだけでも、こだわりと愛着のある家を演出できますね。
その階段は、明るく広い吹抜けの中にあるのか、
ちょっとした家族の多目的コーナーに接しているのか、テラスや坪庭を眺めながら上り下りするのか。。。
階段の配置や空間とのつながり方、
デザインを考えるだけでも夢がふくらみますね。
好きなデザインやこだわりに囲まれた快適な我が家。
家で過ごすことが楽しい、帰りたくなる家。
家づくりは、最終的に完成して住むことが目的になりますが、プロセスを楽しめると、より愛着のあるオンリーワンの家になります。
私たちは、住まう方と一緒に考えて家を作り上げていきます。
家づくりをご検討されている方、ぜひ一度ご相談ください。