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インテリア入門~タイルのこと~
こんにちは!
注文建築グループ コーディネーターの藤木です。😊😊😊
ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
内装を楽しむアイテムとして、アクセントタイルを採用する方が多くいらっしゃいます。
たくさんあるタイルをどう選ぶのか、もちろん色や質感も大切ですが、
タイルの根本を知ることも選ぶポイントになるかもしれません。
まずタイルって大きく分けると
「磁器質タイル」・・・Ⅰ類と分類
「せっき質タイル」・・・Ⅱ類と分類
「陶器質タイル」・・・Ⅲ類と分類
と3種に分けられます。
『磁器質タイル』は石を1,200~1,350℃で焼成したもので、吸水率が3%以下のものをさします。
ほとんど水を吸わないので変形しにくく、水回りでも使えます。きめ細かくて硬く、丈夫で汚れにくい特徴もあります。叩くと、金属のような硬い音がします。
耐久性に優れたタイルのため、住宅の外壁をはじめ、歩道や商業施設の床などでよく使われています。内装・外装・床など幅広く使えるタイルです。
『せっき質タイル』は吸水率が5%以下のタイルのことです。粘土・長石を1200℃前後で焼いて作ります。
磁器質タイルよりも透明性がなく、吸水性があります。釉薬をかけない無釉タイルが多いです。素焼きっぽいマットでちょっとゴツゴツした外壁タイルも、
せっ器質タイルの1つ。磁器質タイルと同様に、内装・外装・床、あらゆる場所で使えるタイルです。
『陶器質タイル』は吸水率が22%以下のタイルのことです。陶土や石灰などを1000~1200℃で焼いて作ります。
表面に小さい穴がたくさんあいているので、水を吸いやすい特徴があります。叩くと濁ったような音がします。磁器質、せっ器質よりも吸水しやすいので、
外装には向いていません。基本的には内装タイルとして使います。
それぞれのタイルの表面に、釉薬(タイルを焼く前に塗るガラス質の塗料のこと)でコーティングし色や艶をつけてバリエーションをつけたタイルを
施釉タイルといいます。コーティングしているので油跳ねの気になるキッチンや水はねの気になる洗面などでお勧めしたいタイルです。
逆に焼いた質感をそのまま生かした無釉タイルは、ナチュラル感を出したいリビングやお客様をお迎えする玄関ホールのアクセントなどにお勧めしたいタイルです。
また、小さなタイルをシートにまとめて施工性を高めたモザイクタイルは、ガラス素材のものなどもあり光の反射によって昼間の色と夜の色と違った表情を楽しめるものがあったり、
調湿・消臭といった機能性を兼ね備えた『エコカラット』といったものや、ひんやりした冷たさを感じない床タイル『サーモタイル』など用途に合わせて選べるものなどもあります。
古淵ハウジングステージ内展示場では、様々なタイルを確認することが出来ます。
タイルの使い分けなどアドバイス致します。
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。
コーディネーターの藤木でした。👩